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2013年10月22日火曜日

ソーシャルネットワークのアカウントがハッキングされたらどうすべきか

ここ数年、TwitterFacebook、そして他のソーシャルネットワークのアカウン トがハッキングされたというニュースを頻繁に耳にします。ソーシャルネット ワークの利用者が増えるに連れ、ハッキングされる事例も増えているようです。 しかしハッキングされたかどうかは、ハッキングされて被害が出るまで気付かな いことが多いのです。そこで、自分のアカウントがハッキングされているかどう か知る方法について考えてみます。

アカウントがハッキングされた兆候


実際にアカウントをハッキングされた人から詳細を聞くか、自分のアカウントが ハッキングされた経験でもない限り、自分のアカウントがハッキングされている のかどうか知るのは困難です。しかしハッキングされたアカウントには、次のよ うにいくつかの兆候が現れます:
  • 自分のアカウントから意図しない投稿がある。
  • 自分のアカウントから意図しないプライベートメッセージが送信される。
  • 自分のアカウントに対する記憶にない登録内容変更の通知を受け取る。
  • 自分のアカウントで「いいね」、「友達申請」、「フォロー」、「フォロー 解除」、あるいは「ブロック」など、操作していない、あるいは許可していない 操作が行われる。

なお、新しいアプリケーションをインストールしたとき、アカウントを使って投 稿を行う許可を気付かずに設定してしまうことがあります。これはハッキングで はありませんが、許可すれば意図せずに投稿が行われることがあるので注意して ください。そのようなアプリからの投稿やツイートには、そのアプリのことが明 記されているのが普通なので、すぐに分かるでしょう。このような投稿を希望し ない場合は、該当するアプリの許可を解除するか、そんな迷惑アプリはアンイン ストールしてしてしまいましょう。

アカウントはどのようにハッキングされるのか


ソーシャルネットワークのアカウントがどのようにハッキングされるのか、興味 をお持ちかも知れませんね。他人があなたのアカウントに侵入する方法には、次 のようなものがあります:
  • 貧弱なパスワード
  • フィッシング
  • マルウェア
  • サイト自体のハッキング
  • 他のサイト、第三者のアプリあるいはサービスでの情報漏洩

異なるサイトやアプリで、同じユーザ名とパスワードを使い回していませんか?  貧弱なパスワードを使うと、マルウェアや第三者のサイト による情報漏洩からハッキングされる危険が著しく増大します。同じユーザ名と パスワードを共有するサイトの一つがハッキングされたら、他のアカウントも ハッキングされる可能性が高いでしょう。

アカウントがハッキングされたらどうするか


自分のアカウントがハッキングされたら、次のようにいくつかやらなければなら ないことがあります:
  • マルウェア感染していないか、コンピュータをスキャンする。
  • マルウェアが検出される場合は、除去してなりすまし犯罪からの回復の手順に従ってください。
  • ハッキングされたサイトでパスワードを変更する。
  • 第三者のアプリやサービスの許可を解除する。
  • 同じユーザ名とパスワードを共有する他のすべてのサイトでパスワードを変更する。
  • 自分のアカウントから送信されたすべての迷惑メールや詐欺メールの拡散を 阻止するためにソーシャルネットワークに報告する。
  • 特にハッキングがマルウェアに起因する場合、あるいは意図しないメッセー ジや投稿に危険なリンクが含まれている場合は、友人や家族に通知する。
  • 自分のアカウントの詳細が変更されてしまっていて、上記のいずれかの対策 が不可能な場合は、アカウントの管理を復旧させるために、アカウントを提供す るウェブサイトのサポートに連絡する。

ハッキングされたとしても、あなただけではないので、落ち込まないでくださ い。最近のPew Research Centerの調査によれば、21パーセントの人 がソーシャルネットワーク、あるいは電子メールアドレスをハッキングされた経験があるそうで す。多くの人がハッキングされても気付かないだろうことを考えると、実際の パーセントはもっと大きいでしょう。なお、最近では、どのサイトもユーザの保 護に注力しているので、自分のアカウント情報のセキュリティに注意を払うこと で、再びハッキングされる可能性を下げることができます。

Posted on October 17th, 2013 by

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