IntegoのMac用アンチウイルスソフト、VirusBarrierは、 最新のマルウェア定義ファイルでCaretoを含むMacを狙う既知のマルウェア対す る保護を提供します。
Caretoマルウェアは、フィッシングメールを利用してコンピュータに感染する と、ネットワーク通信やキーストロークを記録し、Skype通話を盗聴し、さらに 暗号化キー、SSHキーあるいはVPN設定を検索して、指令管制サーバへ報告します。
セキュリティ研究者によれば、攻撃にはいくつかの方法があることが分かってい ます。例えば、少なくとも一つのAdobe Flash Playerの弱点の悪用(CVE-2012-0773)、なりすましによる誘導、強制的に JavaUpdate.jarファイルをダウンロードして実行させたりChromeブラウザのプラ グインをインストールさせるなどです。その他の弱点の悪用もあり得ると考えら れます。
Caretoの作者は、分かっていません。セキュリティ研究者は、その高度で複雑な 設計からCaretoの背後には国家がついていると考えています。弊社でも、さらに 詳細が分かり次第、報告させていただきます。
Posted on February 14th, 2014 by Derek Erwin
intego Mac専用 インターネットセキュリティ 2014 最新版
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