Pages

2014年3月5日水曜日

Caretoマルウェアの素顔を探る

今週のニュースでは、Mac、Windows、そしてLinuxコンピュータを問わず、31カ 国で1,000台以上に感染したと報告されたCareto(スペイン語で仮面の意味)マ ルウェアが盛んに取り上げられました。マルウェア研究者に発見されてからは、 その活動を休止していますが、このマルウェアの攻撃がいつ再開されてもおかし くないとGizmodoは指摘しています。

IntegoのMac用アンチウイルスソフト、VirusBarrierは、 最新のマルウェア定義ファイルでCaretoを含むMacを狙う既知のマルウェア対す る保護を提供します。

Caretoマルウェアは、フィッシングメールを利用してコンピュータに感染する と、ネットワーク通信やキーストロークを記録し、Skype通話を盗聴し、さらに 暗号化キー、SSHキーあるいはVPN設定を検索して、指令管制サーバへ報告します。

セキュリティ研究者によれば、攻撃にはいくつかの方法があることが分かってい ます。例えば、少なくとも一つのAdobe Flash Playerの弱点の悪用(CVE-2012-0773)、なりすましによる誘導、強制的に JavaUpdate.jarファイルをダウンロードして実行させたりChromeブラウザのプラ グインをインストールさせるなどです。その他の弱点の悪用もあり得ると考えら れます。

Caretoの作者は、分かっていません。セキュリティ研究者は、その高度で複雑な 設計からCaretoの背後には国家がついていると考えています。弊社でも、さらに 詳細が分かり次第、報告させていただきます。

Posted on February 14th, 2014 by


intego Mac専用 インターネットセキュリティ 2014 最新版
http://www.act2.com/integox8/

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。